日本シリーズMVP級の大活躍
SMBC日本シリーズ2022が終わり、この7試合でもっとも注目されたのが、この宇田川優希投手ではないでしょうか。
日本シリーズでは4試合に登板し、5回2/3回で打者24人に対して2安打10奪三振5四球無失点で投手の能力を評価する基準の1つである奪三振率はなんと驚異の15.88。
特に第4戦での一死3塁のピンチに登板し、三振を取れる投手として指名した監督の期待通り2番山崎を空振りの三振、続く3番山田を見逃しの三振を奪いピンチを脱した投球は圧巻でした。
日本シリーズでの表彰はありませんでしたが、MVPに値する活躍と言われる大活躍でした。
プロへは育成3位指名で入団
1998年生まれ、埼玉県越谷市出身 184cm94kg 右投右打の投手。
小学2年の時に野球を始め、中学では軟式野球部に所属し、高校は埼玉県立八潮南高等学校に進学し、3年生の夏は3回戦延長15回の末再試合で敗れ、仙台大学に最速152キロをマークし、3年秋までに7勝1敗、防御率1.78でドラフト会議前は上位候補選手としても取り上げられていました。
しかし、ドラフト会議では育成ドラフト3位でオリックスに指名され、育成なら社会人と言われていたので、交渉の難航も予想されましたが、オリックス育成で1年先輩の佐藤優吾選手の勧めや牧田スカウトの熱心な誘いに入団を決めました。
プロ入り後の宇田川投手
入団1年目はウエスタン・リーグでも1試合の登板に終わりますが、2年目肉体改造に取り組み150キロを超えるストレートの威力が増し、フレッシュオールスターゲームにも出場し、制球の不安も解消されファーム15試合で防御率1.88と好成績を収め、2022年7月28日支配下登録となり、背番号も96番と変わりました。
9月8日の対埼玉西武戦で、先発した椋木投手の緊急降板の後を継ぎプロ初勝利を挙げました。
最速159キロの重い剛速球と落差の大きいフォークとカウントを取る小さいフォークで三振を奪える投手として、来季の活躍が期待されます。
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