きょう、国立競技場で第101回全国高校サッカー選手権の決勝戦が行われ、2大会連続5回目の出場の岡山学芸館高校が、京都府勢55大会ぶりの優勝を目指す東山高校を3-1で破り、岡山県勢悲願の初優勝を飾り、全国3883校の頂点に立ちました。
1-1で迎えた後半7分に決勝ゴールを含む2得点で殊勲のMF木村匡吾選手は「本当に僕らが日本一でいいのかな。まだ信じられません」素直な気持ちを語り、高原良明監督は試合直後のインタビューで「この夢の舞台で、こんな素晴らしい試合をしてくれた選手たちに感謝したい」と、まずは選手に頭を下げ、さらに「苦しいコロナ禍の状況が続いたが、ピッチに立っているメンバー、サブのメンバー、スタンドで応援してくれているメンバー、本当に135人でチーム一丸となって日本一が取れたんで、うれしく思う」と話されました。
このところ、あらゆる分野で岡山県出身者の活躍が目立ちますよね。
昨年の東京オリンピック金メダル、プロ野球史上初の2年連続投手5冠、パ・リーグ史上初の2年連続沢村賞、投手の連続受賞は史上5人目という最優秀選手と賞を総舐めし、オリックス・バファローズを26年ぶりの日本一に導いた絶対的エースの山本由伸投手は岡山県備前市の出身。
その山本選手の実家の隣に住んでいたのは、同じオリックス・バファローズに2018年のドラフト2位指名を受け入団し、昨年の日本シリーズではスタメンで4番打者も務めた頓宮裕真選手。
そして、昨年12月22日に行われた漫才の日本一を競う「M-1グランプリ」で7261組の頂点に立った「ウエストランド」の河本太さんと井口浩之さんは、共に岡山県津山市の出身、高校も岡山県立津山商業高校出身で、コンビ名のウエストランドは岡山県津山市にあるショッピングセンターの名称です。
お笑いで言うと、Z世代が選ぶ流行したお笑いタレントランキングや、高校生が好きな芸人1位などにえらばれ、売れに売れている「千鳥」
その千鳥の大悟さんが岡山県笠岡市北木島出身で、ノブさんは岡山県井原市(旧後月郡芳井街)出身です。
そして、年末の第73回紅白歌合戦に出場した、藤井風さんは岡山県浅口郡里庄町の出身ですし、2019年に海外メジャー初参戦で初優という偉業を成し遂げ、スマイルシンデレラと言われたゴルフの渋野日向子選手も岡山県岡山市出身。
なんか岡山の時代がやってきた感じですね。
高校サッカー岡山学芸館初優勝 今、時代は岡山

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