【NHK朝ドラ】 舞いあがれ!第7週第34回 | ポンタ監督ブログ

【NHK朝ドラ】 舞いあがれ!第7週第34回

NHK朝ドラ

朝の忙しい時間の、わずか15分のドラマですが、凄く胸に突き刺さるセリフやシーンがぎゅっと詰まってるのが、朝の連続ドラマ小説なんですね。

ラスト1分で泣かされました

話しの半ばで、娘のめぐみと浩太の結婚話で猛反対する祥子のシーンがあり、

「本当の夢ば見つけたと」

「もう決めたけん。浩太さんと一緒に生きていくけん」
「なら、勝手にせんね!二度と帰ってこんでよか!」
「およ!そうする。」

と、大阪へ飛び出して行っためぐみ。

祥子とめぐみの迫真の演技に思わず手を止めて見入ってしまい、頭の中にこのシーンがしっかりと焼き付いているところに、ラスト1分のシーンが訪れました。

パイロットになりたい夢を目を輝かせながら一生懸命話す舞の話を聞き、わかったとは返事するめぐみの姿を後ろで見ていた祥子。

その後、台所でめぐみと二人になった時、祥子が

「私も聞いてやればよかった」
「え?」
「あん時、めぐみの話ば、ちゃんと聞いてやればよかった」
「すまんかったねぇ」
「母ちゃん」
「めぐみは大阪でちゃんと幸せになったったいね」
「あっがとう。母ちゃん」

こんなん、ええ年したおっちゃんでも泣いてしまいますよ。

さすが高畑敦子さん、永作博美さんという名俳優さんの演技ですよね。

演技と思えないくらい、テレビの中に引き込まれましたし、特に高畑敦子さんのあらゆる感情での演技はほんとに圧巻。

これを15分ごとにまとめてドラマにするのも、ほんとに凄い事ですね。

両親を説得した舞の熱い思い

迎えに来た両親を前に、「もっとやりたいことが見つかってん」と両親の思いを上回る自分の思いを自分の口から伝えることが出来て、めぐみの口から「分かった」と言わせた舞の強い覚悟。

親の子に対する思いや、子の自分の生き方への思いと、どの年代の人が見ても、自分の置かれた立場から見れるようになってるので、いろんな思いで見てる人がいるんだろうなと思いました。

そんな作品を作る脚本を書ける方って、ほんまにすごい才能だと思いました。


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