12月21日~12月25日まで、大阪府門真市の東和薬品RACTABドームで、フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・さいたま市)代表最終選考会を兼ねる、第91回全日本フィギュアスケート選手権大会が行われていて、第3日の24日は女子フリースケーティングが行われ、坂本花織選手がISU(国際スケート連盟)非公認ながらショートプログラム(77.79点)に続き、フリー(155.26点)、合計(233.05点)ともに今季世界最高得点をマークし、2年連続3度目の優勝を果たし、日本スケート連盟の選考基準を満たして世界選手権代表に決まりました。
演技後、坂本花織選手は「率直にうれしい気持ちでいっぱい。1週間、頑張って追い込んで良かった。なんとしても勝って終わりたかった。この結果でホッとしている」と振り返りました。
順位 | 名 前 | SP | フリー | 合計 |
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1 | 坂本花織(シスメックス) | 77.79 | 155.26 | 233.05 |
2 | 三原舞依(シスメックス) | 74.70 | 145.23 | 219.93 |
3 | 島田麻央(木下アカデミー) | 70.28 | 132.51 | 202.79 |
4 | 中井亜美(MFアカデミー) | 64.07 | 137.42 | 201.49 |
5 | 千葉百音(東北高) | 71.06 | 129.06 | 200.12 |
2位はグランプリファイナルを制した三原舞依選手、ジュニアGPファイナル女王でショートプログラム4位の14歳島田麻央選手は3位で表彰入りをしました。
アイスダンスはきょうフリーダンスが行われ、「かなだい」こと村元哉中、高橋大輔組がリズムダンスに続きフリーダンスでも1位を守り、悲願の初優勝を飾りました。
「かなだい」こと、村元哉中、高橋大輔組は今季結成3シーズン目で、10月27日のデニステンメモリアル・チャレンジで国際スケート連盟(ISU)の公認大会では初優勝を飾り、GPシリーズでは第1戦のスケートアメリカ、第5戦のNHK杯は6位、全日本フィギュアは20年から2年連続の2位で、今大会は22日のリズムダンスで首位に立ち初優勝。
高橋大輔選手は男子シングルでは過去全日本を5度(2005年-2007年、2009年、2011年)制し、今大会アイスダンスでの優勝で史上初の“ダブル制覇”を成し遂げました。
また、今大会は来年3月に行われる世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)の代表選考も兼ねており、選考基準には全日本3位以上も含まれ、優勝を決めた“かなだい”組は世界ランキング、今季最高得点でも日本勢最上位のため、初出場に向け大きく前進しました。
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