福男は大阪商業大学硬式野球部 植本亮太さん | ポンタ監督ブログ

福男は大阪商業大学硬式野球部 植本亮太さん

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3年ぶりの福男は明石商業で甲子園にも出場した 植本亮太さん

商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社で知られる兵庫県西宮市の「西宮神社」で、新型コロナウイルスの影響で2年連続で中止されていた「福男選び」に約5000人が参加し3年ぶりに開催されました。

前日の9日夜から、この西宮神社に長蛇の列ができ、先着1200人の中からくじ引きで「前列組」の約260人が決まり、スタート地点の「表大門」から午前6時に太鼓の音を合図に門が開かれると、本殿までの境内を約230m走り、本殿に早く到着した3人をその年の「一番福」から「三番福」とし、今年の「一番福」を手にしたのは、大阪商業大学硬式野球部の植本亮太(うえもと・りょうた)さん22歳。

門前の並ぶ位置を決めるくじ番号は5で開門と同時に、50メートル走で5・9秒の記録を持つ俊足の植本さんは序盤から先頭に立ち、難所とされる通称「てんびんカーブ」の時点で後ろを引き離す独走、石畳が続く「福男道」で一気に加速し、道中に立ちはだかるクスノキもかわし「魔物の角」を難なく曲がりきり本殿に駆け込み今年の「一番福」を手にしました。

植本亮太選手の野球経歴

植本亮太選手は178cm77kgで右投左打の内野手で、大阪商業大学で2021年の関西六大学野球春季リーグ2021年、2022年の秋季リーグのベストナイン三塁手に選ばれています。

高校時代は、2018年夏の甲子園に初出場の明石商業の6番セカンドで出場し、4打数2安打2打点と活躍した甲子園球児。ちなみに、この試合の1番打者は現在オリックス・バファローズの来田涼斗選手(1年)でした。

中学時代は、神戸須磨クラブでプレーしてヤングリーグ選手権大会2015年ではベスト4。弟の植本拓哉選手も、神戸須磨クラブから明石商業へ進み、新チームの4番を任されるなど主軸として活躍。

2022年に行われた、大阪市長杯争奪 関西地区大学野球選手権大会では3試合に出場し、13打数7安打5打点2本塁打、打率.538の成績も収められています。

2022年関西野球六大学野球連盟選抜にも選ばれ、6月26日に行われた京滋大学野球連盟選抜との試合では、5番一塁手としてスタメン出場もされています。

大阪商業大学は2022年全日本大学野球選手権でベスト8、昨秋明治神宮大会でベスト4になり、巧打者として活躍した植本亮太選手は、今春よりJR西日本に進む事になっており、活躍次第ではプロ野球選手として見ることがあるかもしれません。

ただ、福岡ソフトバンクのユニフォーム姿の植本さんが、スタートからぶっちぎって独走し、1位で本殿に駆け込んだのは、オリックスファンとしては複雑な思いです。

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コメント

  1. のりお より:

    3年ぶりに復活し、白熱しましたね。
    伝統行事がふつうに出来ることがどんなに尊いことかを感じましたね。

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