【NHK朝ドラ】 舞いあがれ!第16週第74回 | ポンタ監督ブログ

【NHK朝ドラ】 舞いあがれ!第16週第74回

NHK朝ドラ

きょうの主役はめぐみさんでしたね。

まず、斑鳩商事の売り上げに疑問を持ち、担当の藤沢くんに理由を聞くシーンでしたが、リーマンショックで仕事が減ってしまった時に、儲けが少なくても仕事ゼロよりましと思って安すぎる単価設定をしたという理由を聞き、売れば売るほど赤字を生む案件に対し詫びる藤沢くんに対し、「済んだことは、しゃあないやん。これから、どないするか考えよ」といえる新社長は、ほんと大したもんですね。

けど、絶対浩太社長は知ってたはずですよね。そんな値段設定を一社員の判断で出来るはずないですもんね(笑)

よくあるのは怒鳴り散らして、「自分で相手に行って単価上げる交渉してこい!」というタイプだと思うのですが、社長自ら藤沢くんと相手の会社に乗り込んで直談判する姿は、おかみさんから社長への顔つきになり、胆が据わってて経営者の才能をのぞかせていましたね。

そして、交渉の場での、「いきなり値上げの申し入れですか。やっぱり主婦が家計見直すみたいなことしか、できはれへんねやね」嫌味たっぷりな斑鳩商事の社長に対して、顔つきが一変し、「主婦が家庭守るように、社長は会社守らなあきません」「あと3ヶ月今のままやらしてもらいます。その間に4円50銭より安う作れる会社お探しになれたら、そちらに頼んでいただいて結構です。けど、そんな会社ありますやろか」には天国で浩太さんもびっくりしてたかもしれませんね。

「新しい価格は弊社の職人たちが持つ、高い技術への正当な対価やと思ております」社長が、自社の職人の技術をここまで言ってくれたというのを、帰って藤沢くんがみんなの前で話してましたが、これをん聞いてやりがいを感じない職人さんはいませんよね。

一度、素人社長に何が出来るんやみたいな雰囲気になってたIWAKURAの職人さんたちの心の中にも風が吹いたと思います。

でも、どんな役にもなり切ることが出来る永作博美さんの演技力は凄さが、このドラマを支えていますね。

太陽光発電の時に作成した特注のネジについて古参の笠巻さんが「うちの技術はこのネジに凝縮されてるねん」と話したのを聞いて、これがセールストークに使えると咄嗟に思い、「そのネジをもろてよろしいですか」といった舞ちゃんと、ため息つきながら「まだ捨ててへんかったんですか」といった藤沢くんとの営業センスの差も出てましたね。

娘の舞ちゃんは成果は上がらずも、お父ちゃんが「どんな仕事でもやらしてもらいますんで」と頭を下げてたのと同じように、「精いっぱいやらしてもらいますんで」とカワチ鋲螺の森本課長に頭を下げる姿、その一生懸命な必死な思いでの営業が、実を結ぶかもしれませんね。

最後の山田さんの「営業!」で笑顔になれました。

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